産後のお母さん。
こんにちは 子育てお母さんの味方 コーチの荒木ゆき恵です
今日は、私の経験といろんな友達お母さんのお話から記事を書こうと思います。
産後は心身共に安定するまで1年くらいかかります。
長い人はもう少し長いし、短い人はもう少し短いけれど。
特に授乳中のお母さんは周りの人の些細な言葉や表情、感情にひどく敏感で揺れ動いています。
お腹にいる赤ちゃんを10か月、母体で子育てし
生まれてきた赤ちゃんと二人の時間が毎日続くわけです。
初めての子育てならなおのこと、お母さんは不安でいっぱいです。私もそうでした。
授乳 寝かしつけ おむつ替え お風呂 着替え・・・・
このサイクルが毎日何時間か起きに繰り返され、寝てくれなかったり泣き止まなかったり・・
時には寝てくれない我が子を憎らしく思ったり、泣いてもなんで泣いてるのかわからなくて焦ったり・・またそんな自分を”何もできない母親だ”と責めたり・・・。
ご主人が定時で帰宅するならまだいいです。
中には不規則なお仕事をされているところもたくさんあると思います。
シングルで子育て頑張っているお母さんだってたくさんいます。
きっとね、たくさん育児書読んで参考にしたり、先輩ママの経験話を訊ねたり、お母さんはお母さんなりの頑張り方で毎日限界を超えて頑張っている事でしょう。
夜泣きで寝かしつけてる横で、いびきかいて寝てるご主人に腹を立てたり
日曜日は休みだからってごろごろしている姿に嫌気がさしたり
それも”なんて私は気が短いの?” ”ダメな妻だな”って自信を無くしたり。
かわいいはずの赤ちゃんの隣では、何とも言えない張りつめた表情で踏ん張っているお母さんがいるんです。
晴れた日のバス停で抱っこ紐に赤ちゃん包んで二人でお話ししている母子
暖かい部屋で微笑みながら添い寝をして寝かしつけている母子
そんな映画のワンシーンのような光景ばかりじゃないんです。
私、正直出産するまで赤ちゃんは寝てるだけだから楽だ~~って思っていました。
人形のように思っていたんです。
でも現実は全然違う,本当に全然違う。
この子の先の事を想えば想うほどわからなくなるし、自信なんて一向についてくれない。
そんな風にいっぱいいっぱいの状態のときに
”昔はそんなことしなかった” ”そんなことすると赤ちゃんにだめなのよ”
”母ちゃん(お姑さん)が言うならそうなんじゃない?” ”ちゃんと抱きしめてあげてるの?”
”ちゃんと子育てしているの?”
周りの人は良かれと思い簡単に言うのです。ただでさえ自信を失いかけているのに追い打ちとも言える言葉なんじゃないでしょうか。
お母さんは先に書いたようにとても敏感です。
本能的に我が子を守ろうと過敏に神経をとがらせています。
赤ちゃんを産んだばかりのお母さんの近くにいる方
どうか温かく見守っていてくれませんか。
自分の子育てとは違うかもしれない。 新米ママは危なっかしいかもしれない。
だけど、言わなくともお母さんたち頑張っていますよ。
今の時代の中でしっかり悩みながら頑張っています。
赤ちゃんのもう一人の親であるお父さん、今はただただ奥さんの味方(盾)になってあげてください。シングルで育てているお母さんの周りの方、寄り添ってあげてください。
育児は戦いです。女をひとまず捨てるほど。
うちは、小学5年の長子と小学3年の中間子と3歳の末っ子の3人です。
3歳の子の育児に追われる中でいつも感じることがあります。
わけあって産後2か月で職場復帰して長子を実母に預けていた時、母になついて何とも言えない気持ちになったこと。
10年前、身内も友達もいないこの宮崎で長子を一生懸命お世話し始めた事、8年前上の子二人の冬のお風呂は地獄だった事。
こぼして散らかしてばかりっだったごはんの時間、スーパーに行けば途中でトイレというからカートを横に置いてトイレに駆け込んだり、お菓子買ってと駄々こねて泣き叫んだり。
夕ご飯の支度中も「ねぇねぇママ、あのね~」「ママ痛いよ~~」と何度も手を止め、中途半端。
風邪をひけば夜泣きを繰り返し、自分が体調崩したって家事は止めれず・・・。
いつになったら終わるの?これ・・っていつも永遠に感じていた毎日。
でも、今では長子は自分で電車に乗り塾へ行く
苦痛でいつもだらだらしていた学校の準備も何も言わずに出来るようになった中間子
トイレの世話やうまくいかず泣き出しても上の子に手伝ってもらう末っ子
いつの間にか私の手の中から飛び出して自立に向かっている。
感動と寂しさが入り交じり、主人と話したことがあります。
「いつもあの子たちの物が散らかっているけど、いつかこのリビングからあの子たちの物が一つずつ消え、あの子たちの姿がなくなり静かになる日が来るんだろうね」
きっと、あっという間なんでしょう。
最初の出産から11年半、あっという間でした。
これから加速する一方だと思います。
今、小さいお子さんの育児に追われているお母さん。
大丈夫、お母さんの想いで充分育ちます。私もそうだったから。
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