母と子の関係VS子と母の関係。

こんにちは!

今日の宮崎県日向市は雲があるにせよとてもいい天気です。

私は、子育てをしているお母さんたちの何気ない悩みから心の奥底の大きな悩みまで、

共有し、応援出来たらなという思いでコーチのお仕事をしています。


話を聞いていく中でよく話題に上がるのが

”子供をどう褒めればいいのかわからない”

”叱る時の話し方”

”時間も何もないのに怒らずにいられないのは私が母としてだめなのか”

というリアルに子育てに関しての話と


次に多いのが

”自分の母親が何をするにも口出しする”

”親が求めるように生きてきた”

”母親が反対するから思うように動けない”

という自分自身の母親についての悩みです。


と、いう事はですよ、現役のお母さんは


自分の母親の事と自分の母としての悩みを同時に抱えているという事です。

それに加えて今はお仕事されているお母さん、多いですよね。

職場での人間関係や、お母さんたちの関わりや、ご主人側とのお付き合いもあります。


そんなめいっぱいの関わりの中で皆さん、よく頑張ってるなぁと頭が下がる思いです。


ということで、今回は”子と母”についてお話し進めていこうと思います。


先日、コーチングセッションを受けられた方からずっと母親から自分のやることなすことを否定されてきて、自分の育児に自信を持てないというお話を聞きました。


母親からすると、心配でならないのかもという気持ちがお話から出ていました。

わかる~・・・経験値で見えるものがあるんですよね。経験した事柄は先が想像つくんですよね・・・。


①坂道で走って転ぶと、普通の道で転ぶよりもどれだけ恐ろしいことになるか。

⓶ブランコの立ちこぎで、隣の子より高くこぎたくてやりすぎてしまい制御不能になって仕舞いには落ちるというオチ。

③料理に慣れない時に思い切りフライ返しをして具が散乱してしまうという惨劇・・。


母親としては失敗の数を減らしてあげたいし、痛い思いは極力させたくないわけです。



でもですよ、でも!でも、だけど!←(しつこい(-_-;) )


この①~③(もちろん他にも例はたくさんあるけど)って自分で経験したからわかることですよね??

転んで足すりむいて初めて痛いと感じるわけです。

ブランコは割とコントロールできなくなるものだって漕ぎすぎて初めて気付きますよね?

フライ返しをやる時は火加減と力加減が必要だって惨劇を味わうから学ぶんです。


という事は、という事は      ・・・(-_-;)ぅ、ぅん。

これを危ないから、痛い思いするから、こぼすから、とやらせないでいるって


そんな場面に出くわした時に

「一発で成功しろ」

「失敗は許されない」

と言ってるのと同じことです。


これをふまえてどうですか??


最初からストップをかけずにいたら・・・

①坂道を走ることの気持ちよさに目覚め、マラソンしたいと言うかもしれない

⓶ブランコの高さとスピードに魅せられてスノーボードやサーカスやりたいというかもしれない

③火加減や力の違いで味が違ってくることに面白さを感じ料理人になっているかもしれない


こういうことを体感させずに

「やりたいことの一つもないの?」

ってのは無しですよ??


行きたくない習い事させて

ピアニストになりなさい  とか

学校の先生になるんでしょ  とか

医者になって当たり前  とか

公務員は安泰だから  とかとか  とかとか  とかとか  (まだやるか)


それは母親であるあなたの思いです


ってそろそろ気づきましょう。



先に話した

失敗の数を減らしたい

痛い思いを極力させたくない

これらの最も”母らしい”考えの裏側は

失敗して苦しむ我が子を見れない

痛い思いをしてる我が子を見たくない

という母側だけの思いから出ていると私は思います。

失敗をするのも、痛い思いをするのも

当人なんですよ。

転んでも、痛いことよりもっと走りたいと思っているかもしれないし

失敗しても、次はどうやろうかとすぐに切り替えているかもしれない。


それはやらせてみなければ到底わからないままなのです。


かわいい子には旅をさせろ


よくぞこの言葉が出来たなとしみじみです。

せっかく種撒いているんです。もっと芽を伸ばしてあげませんか。

花は当人が咲かせたいように咲かせるのです。

母の思いは思いでいいんです。だけど押し付けるのとはまた違います。

長くなりましたが

いまだにこの、子と母の関係で悩んでいる方が大勢いらっしゃいます。

もちろん、理屈でうまくいくばかりではありません。

だからこそもっと話し合いが必要なのかなぁと感じるんです。



人は生まれたその時から

親とはまた別の人生を生きているんです。


どんな人生になるのか、どんな花を咲かせるのか

それを楽しみに出来る、それが親の特権ではないでしょうか。


皆さんの母と子、子と母についてのエピソード聞かせてください。


読んでいただきありがとうございます🌺
















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