20年前は。
心のやる気と元気を扱う
ヘルス・メンタルコーチの荒木ゆき恵です。
今から何かが、大きく変わる
そんな予感がモゾモゾしてるので
私のこれまでを振り返ってみました。
車の中でちょうど手にした
本当に久しぶりの歌。
椎名林檎さんのCDをかけてみました。
二十歳の頃
椎名林檎と言えば私。
私と言えば椎名林檎。
というくらいリスペクトしてた人で
曲が流れ出すと
昔よく見た夕日が思い出されました。
あの頃
親戚の借金の二度目の肩代わりを
して
早朝から深夜まで働きづめの毎日を送っていて
三つの仕事の合間に
家で握ってきたおにぎりを食べるのに
職場の近くの
“浜崎海岸”によく行き
広々とした砂浜と夕日を見ていた記憶を辿りました。
あの時、休む暇もなく
口の中は口内炎だらけで荒れ果て
朝は五時に起き
深夜二時に帰宅するというハードな毎日で
心身共に疲れていたけど
音楽だけは私の世界を変え
違うものを見せてくれていました。
あんなに毎日疲れた中でも私の頭は
・
いつか終わる、この生活はいつか終わると思っていました。
私は幸せになるために生まれてきてる
私はまだ何もやれてない
それだけはいつも胸にあり
ただひたすら日々をこなすだけの毎日でした。
でもね
確実に私はあの時
生きる力をつけたな、と感じます。
進むことに対して
でも…
だって…
どうせ…
そんな言い訳は、あの時の私には
なんの役にも立たなかったから。
言い訳をしてたら
確実に死んでたな、と思います( ་ ⍸ ་ )
進むしかなかったんですね。
これまでの39年間、
どれだけ私のステージは変わってきたか
話すとものすごく長くなるけど
究極にどん底の毎日を経験できたのも
今では感謝の日々です。
だから社会に出てからの24年間は
とても濃厚で
誰にもあげられないかけがえのない
時間だと思っています。
何一つ後悔していない
大切だった恋や
歌手や美容師の夢を自分で捨て
家族のために進んだ道も
今はとても私の力になってます。
周りの目を気にすることも
私の世界にはなかった気がします。
生死が関わってるから
生半可な悩みは持てなかったんです。
20代前半の時ある方に
「とても、生き急いでるように見える」
と言われました。
その時若かったので
その言葉の意味がピンとこなかったけど
振り返るとなんとなくわかる気がして。
とても、潔く
悩みさえも簡潔で
クリアする時間までも早すぎて
周りの人からしたら
そんなに急いでどこ目指してるの?ってなったんだろうなと
今の私も思います。
コーチになった時
私の自己肯定感の高さに
「そういう人の方が少ないから
そうじゃない人はたくさんいるって知ってなきゃだよ」
とアドバイスをもらいました。
持って生まれた才能というより
自分で自分を認めなきゃ
生きてこれなかったからだろうなぁと
ぼんやり思いました。
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