そんな事、の事例。
おはようございます。
ちょっと最近、ものすごい忙しくなって記事を書く時間が削られています・・・(~_~;)
だめよねそうよね、Yちゃん。
わかってますが、あなたのためでもあるのよ・・・(-.-)(強気)
先日書いた記事の
そんな事あんな事の記事のいい例なんですが、それは私がまだコーチングを知る前の話で偶然コーチングに近い関わりをしていた話です。
あるテレビを見ていた時の事、うちの子がある人の姿を見て
「気持ち悪っ」
と言いました。
その後すぐに
「そんな事言っちゃダメ!!!」
と強い口調でこの言葉が飛びました。
私はある人の姿を見て
はっ
としました。
テレビに映っていたのは両手両足のない 「五体不満足」で有名な乙武洋匡さんでした。
子供は言っちゃいけない事を言ってしまったんだと今にも泣きそうな顔をしていました。
私は”これはチャンスだ”と思いました。
すぐに
「なぜ気持ち悪いと思ったの?」
と聞きました。すると
「手足がなかったから」
と言いました。
はっとしたのは、うちの子が
”障がい者の人を間近で見たことがない”
という事に気づいたんです。
自分とは異なる手足のない乙武さんの姿が映画に出てくる何かのように映ったようでした。
私は続けて聞きました。
母:「あの人は”乙武さん”という人なんだけど、乙武さんは手足がないね、なぜないのか知ってる?」
子:「・・・知らない」
母:「そうだよね、知らないもんね。乙武さんは生まれつきの病気で手足がないんだよ。手足がなくていいと思っているのかな」
子:「あったほうがいいと思っている」
母:「あなたは手足がないとどう?」
子:「大変だと思う」
母:「そうだよね。またそういう人に会ったら気持ち悪いと思うかな?」
子:「思わない」
母:「そっか、じゃそういう人に会ったらどうする?」
子:「困っていたら手伝う!」
チャンスだと思ったのは、世の中にはいろんな人がいるという事を話せるいい時間だと思ったのです。
私の父も片足を切断していて障がい者でした。
その話をするいい機会にもなりました。
今回のように、我が子の中に障がいを持った方がいるという知識が全くない場合、
【そんな事】
と言われてもピンと来るはずありません。
言っていい事、悪い事の分別の一歩手前の話ですね。
たまたま私は話せるチャンスだ!と思いました。
でもよく見ていると子育ての中で、話すチャンスはいくらでもあります。
家族皆も一緒に聞いていました。
私の目の前では泣いている大人もいました・・・・笑
子供の心は無限です。たくさんの優しさと温かい言葉で埋め尽くしてあげたいなと思いました。
そして振り返ると、コーチングだったなぁと自分で少しうれしくなりました♡
2コメント
2017.04.12 11:58
2017.04.10 00:37