お客様は神さま?
売りつけない
話さないセールスで
100万円をスルスル契約する秘密
あなたの接客魅力をとことん引き出し、売り切るマインドアップコーチの荒木ゆき恵です。
Q・・・・
ところで、お客様は神様ですか?
A・・・・
いえ、人様です。
もちろん、神様のように有難いのは
当たり前です。
だけど、本当に神様だったら
頭上げられないですよね?笑
私は、常に何事も
win-winであることを望んでいて
誰か1人が、いい思いをする商売なんて
今の世の中では、流行らないと思っています。
そして、ましてや個人でやってる私のようなビジネスは
相手を思う強い気持ちがないと
一切通用しないことも
この一年を通して痛感しています。
私が初めて飛び込んだ接客の世界は
“老舗の料亭”
でした。
料金も高く、京風作りの和室で
まだ接待が盛んに行われている頃。
大手の社長、部長クラスの方たちが
賑わう、ほぼ満室が当たり前という
とても人気の高いお店だったのです。
私はそこに
15歳で飛び込んだのです。
面接の時の若女将の母への言葉は
今でも忘れられません。
“お母様、育てなおすつもりでお預かりしますが、よろしいでしょうか。
決して生易しいものではありません。”
はい、皆さん想像出来ましたよね?
ドラマのような世界です。笑
逐一飛んでくる、注意の声。
全てを完璧にやらなくては
オッケーはもらえない
掃除もなんどもやり直させられ
あまりに笑わない子だった私に
専用の鏡が置かれるほど。
仕事をする上での化粧の仕方や
笑顔の作り方
声のトーン
箸さばき
障子の開け方
畳の歩き方
言葉遣い
お辞儀の仕方
手先の見せ方
全てにおいて
一から
いや、ゼロから叩き込まれました。
3ヶ月で辞めるつもりでいた私。
でもなんと
その3ヶ月から
みるみる変わったのです。
個室の電話から、お客様が
「お茶ください」
と言う前に、準備をする。
「おしぼりください」
と言う前に持っていく。
・ビール
・小皿
・追加
とにかくとにかく
痒いところに手が届くサービスをすることが
どんどん楽しくなっていったのです。
なぜ楽しくなったのか?
それは、お客様から
“ありがとう”
を言われ始めたからなんです。
「どこかで見てるの?すごいタイミング!」
「ちょうど欲しいと思っていたところ」
「ここのお店は気が利く子を置いてるのね」
と、絶賛のお褒めをいただくようになったのです。
そして、なによりも私が学んだことは
お給料をいただく、ということ。
あなたがここにいる
一分一秒は
たった今開かれたお客様のお財布から
支払われてるのです
あなたがどれだけ
ここでお客様のことを考えたか
それが対価となるのです。
ぼーっとしてる時間が
あまりにあると
小言のように若女将は私に
言っていました。
今思うと、ここが私の原点。
より最高のサービスをして
その対価をいただく
これは当たり前のことなのです。
私はそれから
1番若い身でありながら
そのお店を牽引する
立派なリーダー的存在に成長したのです。
夢を追い、その料亭を退職する時
厳しい中、よく頑張ってくれました。
もう
あなたはどこへ出しても恥ずかしくない、
どこへ行っても何でもやれる人に
成長しています。
本当にお疲れ様。
と若女将に言われました。
今でもよく思い出します。
在り方を教えてくれた言葉を。
だから私は
お客様が好きなのに
どこかブレーキがかかり
前に進めずにいる人へ
魂を込めて
お伝えしたいことがあります。
そのプログラムを
自信を持ってお伝えしていきたいのです。
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