笑顔が出なかった過去。




売りつけない
話さないセールスで
100万円をスルスル契約する秘密



あなたの接客魅力を
とことん引き出し、売り切る
マインドアップコーチの荒木ゆき恵です。



今でこそ
人当たりも良くなり
話していて、なんでも話してしまう

という風に、安心感を与えることが
できるようになった私。


でも、過去の私は
笑顔ではない自分に気づかないほど

接客に向かない人でした。


料亭で叩き込まれた
接客の姿勢。

若女将はいつも私を見張り
口角に手を当て

「口!」

と指摘。

口角が上がっていないと
注意されていました。

まだ15だった私の化粧も
容赦なくチェック。

あまり化粧をしたくなかった私に

「男性が会社に行くときに
ネクタイを締めるように、
女性はお客様の前で化粧をする。

オシャレに化粧をするのではなく、お客様の前に立っても失礼ではない
化粧をするのです。」

顔色が良く見えるよう
チークを勧められ

流行りの顔色が悪く見える
ベージュ色のルージュは禁止。

常に、お客様側の目線で
私達のルールは決められていました。

閉店後、個室の掃除をした後
若女将はチェックに周り

掃除機を手にした私に
「あなた、掃除機かけてないでしょう?」

と厳しく言われ
「いえ、今かけ終わりました」
と報告すると


「畳を良く見てごらんなさい。
掃除機をかけたのなら
なぜクズが落ちているの?」

見ると、小さなクズが少し落ちていたのです。


私は言葉が見つからず
黙って立っていました。

若女将は

「掃除は、今よりも綺麗にすることを掃除と言います。
掃除機をなでかけることが
掃除ではありません。

クズが落ちているのなら
掃除をしたことにならないのです。

もう一度、掃除機をかけていただけるかしら。」

淡々と私に言い去っていきました。


私は、恥ずかしくて悔しくて
たまらなかった記憶が鮮明に残っています。



玄関へのお出迎えの時
常に、笑顔!口!と横から言われ

私専用の顔鏡で笑顔を作り
そのまま玄関に行くように言われていました。


「笑顔を作るあなた側の気持ちは
関係ありません。

あなたの顔を見たお客様の気持ちがどうなのか、そこを考えることが出来たら

自然と笑顔が溢れるのです。」

あの時は、本当にがむしゃらで
いちいち飛んでくる指摘に
カチンときながら

やらなくてはいつまでもいい責められるので

仕方なくやりのけて来た
身だしなみや、立ち居振る舞い、掃除。


でも、今思うと
徹底的にお客様の事だけを思った
とても大切な在り方だったのです。


毎日が大掃除並みの掃除。
トイレや玄関は床やポーチまで手拭き。

障子の桟、所々に飾ってある壺のふきん掛け、エアコンのフィルターや換気扇も
ほぼ毎日掃除しました。


若女将が1番大切にしていた
トイレと玄関の掃除は

笑顔!口!といつの間にか言われなくなった
私に任せてくれていたのです。


その意味を知るのは
まだ先のことでしたが


あんなに笑顔や立ち居振る舞い、掃除や、言葉遣いを

逐一言えたのは

私を一人前にしなくてはいけないと思う若女将の愛情だったのだろうと思います。


私をしっかり見ていないと
言えないことですし

褒め言葉になっていなくても
重大なことを任せてくれる事が


私の成長を認めてくれた証拠だったからです。

笑顔が出なかった私は
笑えないのではなく


お客様に向けての
お客様が心地よいと感じる笑顔を
知らなかったのです。


次第に私は
“感じがいい人ね”
と言われるようになり

自分でコツを掴んで行った気がします。



お客様だけのことを考えて

あなたは笑顔を作れますか?



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